生命系
蛋白質研究所
2026年

04. バクテリアが持つ分子モーターを解剖する

実施日時
8/23(日)
受講場所
対面, 吹田キャンパス
担当研究科
蛋白質研究所
担当者
加藤貴之、髙﨑 寛子、大出 真央、中山典子、学生2名
最大受講人数
5人
【概要】

本講義では、身近な微生物であるバクテリアが、どのようにして水中を「泳ぐ」のかを、複数の顕微鏡を段階的に使い分けながら解き明かしていく。
 まず座学で、バクテリアがべん毛と呼ばれる細い繊維を回転させて推進力を得ていること、その根元にはイオンの流れで駆動する「べん毛モーター」という精巧な分子機械が存在することを学ぶ。生命が持つ分子モーターという視点から、生物と機械の意外な共通点に触れる。
 続く実習では、はじめに光学顕微鏡を用いて、生きたバクテリアが実際に泳ぎ回る様子を各自で観察する。次に、同じ試料を電子顕微鏡で高倍率に拡大し、光学顕微鏡では決して見えなかったべん毛そのものの形やつき方を捉える。倍率を一段ずつ上げるごとに新たな構造が姿を現す体験を通じて、「見えないものを見る」科学の醍醐味を実感してもらう。時間に余裕があれば、試料を凍らせて観察するクライオ電子顕微鏡にも挑戦し、より自然に近い状態のべん毛を観察する。

【備考】

内容とは別に、希望する受講生に伝えたいこと(望ましい要件や注意事項など)があればご記載ください。