応用技術系
情報・数理系
工学研究科
2025年
33. 光で伝える、光でつながる ~可視光通信に挑戦しよう~
実施日時
10/25(土), 11/1(土) 毎回14:00-17:00
受講場所
対面, 吹田キャンパス
担当研究科
工学研究科
担当者
丸田章博、三科健、久野大介
最大受講人数
5 人
【概要】
この講座では、私たちの身の回りにある「光」を使って情報を送る技術、「可視光通信」について学びます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、身近な光のふるまいから出発し、2日間で“光で通信する”ことの仕組みを理解し、実際に実験して体感できる構成になっています。
【1日目】~光と情報のひみつを解き明かす~
まずは「そもそも“信号”ってなに?」というところからスタートします。音や光のような波を通して、どうやって情報を運ぶのか。波の形を分解して見る「スペクトル」や「フーリエ変換」の考え方も、身近な例や図を使ってわかりやすく紹介します。
「見えない世界を“見る”方法」「音や光の中にある情報のヒント」を知ることで、みなさんの見ている世界がちょっと変わって見えるかもしれません。
【2日目】~自分の手で、光を使った通信にチャレンジ!~
2日目は、いよいよ実験です。LEDライトやフォトセンサーを使って、実際に光で情報を送ってみます。どれくらい正確に情報が伝わるのか、「ビット誤り率」という指標で確かめることにも挑戦します。
どうやったらエラーが減らせるのか? どんな工夫ができるのか? 答えは一つではありません。身近な材料と自分の頭で工夫しながら、光通信の奥深さを体験してもらいます。
【備考】
本講座では、実験の一部でレーザー光を使用します。使用するのは安全基準を満たした低出力の可視光レーザーであり、目に入らないよう適切な方法で取り扱います。
講座中はスタッフの指示に従い、レーザー光を絶対に直接のぞき込まないなど、安全に十分配慮してご参加ください。
また、必要に応じて保護メガネを配布し、安全に配慮した環境で実験を行います。
【講義の様子】