情報・数理系
情報科学研究科
2024年

52. 組み込み向けの小型AIモデルの設計に挑戦しよう!

実施日時
12/8(日)(Hybrid開催), 12/15(日)(オンラインのみで開催) 毎回13:00-17:30 (2日開催)
受講場所
オンライン, 対面, 吹田キャンパス
担当研究科
情報科学研究科
担当者
谷口 一徹,西川 広記
最大受講人数
6 人
【概要】


この体感コースでは、画像分類AIを組み込み機器に搭載するために、AIを小型化する研究に取り組みます。画像分類とは、入力された画像に映っているものが何かを判断し、例えば犬や猫などのラベルを出力するAIの処理のことです。組み込み機器とは、特定の機能を実行するために設計された専用の小さなコンピュータで、スマートフォンやゲーム機、家電製品などに多く使われています。これらの機器は限られたリソースで効率的に動作するように作られており、例えばスマートウォッチは小さいバッテリーで長時間動くために少ない電力での動作が求められます。今回は、Google Colaboratory上で、そのAIモデルに対して知識蒸留と呼ばれる技術を用いてコンピュータに係る負荷を低減し、組込み機器でも高速かつ低消費電力に推論可能なAIモデルを設計しましょう。

【備考】

研究では、始めから難しいことを考えることはしません。特に情報科学技術の場合、まずは使って遊んでみるところから始めます。その技術を「楽しい!」「面白いな!」と思えたなら、もっと理解したいと徐々に思えるものです。この体験コースでは、まず情報科学技術で遊び、興味を持って欲しいと思います。

【講義の様子】