物質(物理)系
基礎工学研究科
2024年
11. モノの硬さの数値化とミクロの表面観察を体感しよう
実施日時
9/8(日) 10:30-16:30 (1日開催)
受講場所
対面, 豊中キャンパス
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
中村篤智、堀川敬太郎、李燕、黎若琪
最大受講人数
6 人
【概要】
我々が使うモバイルデバイスでは、当然ながら、利用する際に手で壊れないこと、動かして壊れないことが前提となります。したがって、デバイスを構成する物質・材料が外部から力を受けた場合に、どのように形状が変化し、どのように壊れるのか、という材料の強さに関する科学・技術は重要な学問分野になっています。私たちは日常生活の中で、布は軟らかく、金属は硬いということを感覚で分かっています。また、ダイヤモンドがとても硬いことも知識として知っています。軟らかさや硬さなどという感覚は材料の代表的な強さの指標であり、いくつかの定量的な評価方法があります。本テーマでは、材料の「硬さ」に着目し、さまざまな材料について,表面から「硬さ」を数値化する方法を学びます。また、各種顕微鏡を使用して、材料表面の形状をマイクロ/ナノスケールで観察し、顕微鏡の基本原理も学びます。
【備考】
日本語での概要に加え、部分的に英語で説明を行う予定です。英語を理解できる受講者も歓迎です。
【講義の様子】