応用技術系
物質(物理)系
基礎工学研究科
2023年

21. 材料硬さの数値化とマイクロ・ナノスケールの表面観察を体感しよう

実施日時
9/24(日) 10:30-16:30 (1日開催)
受講場所
対面
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
中村篤智、堀川敬太郎、李燕
最大受講人数
6人
【概要】

我々が各種使う道具や電子製品などを利用する際には、当然ながら、触れて壊れないこと、動いて壊れないことが前提となります。触れる際、動く際にはどこかに力が加わりますので、物が外部から力を受けた場合に、どのように形状を変化させ、どのように壊れるのか、という材料の強さに関する科学・技術は重要な学問分野になっています。私たちは日常生活の中で、布は軟らかく、金属は硬いという感覚を持っています。また、ダイヤモンドがとても硬いことも知識として知っています。軟らかさや硬さなどは材料の代表的な強さの指標の1つで、いくつかの評価方法があります。本テーマでは、材料の「硬さ」に着目し、さまざまな材料の表面から「硬さ」を数値化する方法を学びます。また、各種顕微鏡を使用して、材料表面の形状をマイクロ/ナノスケールで観察するとともに、顕微鏡の原理も学びます。

【備考】

日本語での概要に加え、部分的に英語で説明を行う予定です。英語を理解できる受講者歓迎です。