応用技術系
物質(物理)系
接合科学研究所
2017年
42. 社会に欠かせない鉄鋼材料の内部を観察して強さをコントロールしよう!
実施日時
11/11(土)、 11/18(土)、 12/2(土) 毎回15:00-18:00
受講場所
対面
担当研究科
接合科学研究所
担当者
井上裕滋,門井浩太,鴇田駿
最大受講人数
3人
【概要】
鉄鋼材料は、豊富な可採埋蔵量、経済性に優れることに加え、溶接性・加工性に優れています。また、広範囲な強度特性を得ることができるため、スカイツリーや南港大橋などの大型構造物や船舶、自動車、鉄道など多様な用途に使用され、最も多く適用されている金属材料です。鉄鋼材料の強度特性は、内部の状態(微細組織)に強く依存するため、鉄鋼材料製造時には、化学成分や熱処理等によって組織の制御が行われています。
今回の体感科学研究では、化学成分や熱処理の条件を変化させた鉄鋼材料を用い、微細組織や強度特性の変化を調査しながら、これらがどのような科学的根拠によって支配・制御されるかを体験します。モノづくりにおいての根幹の技術、最も重要な材料である鉄鋼材料の内部に触れてください。