応用技術系
物質(物理)系
接合科学研究所
2016年

39. 最先端の3Dプリンタを使って未来のものづくりをしよう!

実施日時
11/5(土), 11/12(土), 11/19(土) 毎回15:00-18:00
受講場所
対面
担当研究科
接合科学研究所
担当者
桐原聡秀
最大受講人数
5人
【概要】

3Dプリンタは様々な色合いの樹脂を用いて立体的なモデルが制作でき、玩具だけでなく教育や医療分野などにも応用が期待されています。接合科学研究所では独自に開発を進め、樹脂ではなく、特殊合金や機能セラミックスを用いた立体モデルの製造に成功しました。溶媒に混合した金属やセラミックスのナノ粒子に直径1/100ミリのレーザビームを照射して、ナノ粒子を次々に接合しながら積み上げ、複雑な3D構造の物体を短時間でかつ精密に作製できます。この手法により、従来は困難であった電子デバイスや電力モジュール、生体インプラントなどの製造が容易になり、「様々な素材を無限に接合できる最新の製造技術」として"Additive Manufacturing"とも呼ばれます。今回の体感科学研究では、コンピュータシミュレーションを駆使しながら、3Dプリンタを用いた設計・製造・評価を体験し、独創的なアイデアを機能的なカタチにする”未来のものづくり”としての最新の接合科学に触れて下さい。