物質(化学)系
理学研究科
2016年

23. 高分子とナノテクノロジー

実施日時
11/12(土), 11/19(土) 15:00-18:40
受講場所
対面
担当研究科
理学研究科
担当者
佐藤尚弘
最大受講人数
4人
【概要】

高分子(ポリマー)は、現在日常生活の様々なところで利用されています。それは、高分子材料が非常に丈夫な素材から非常に柔らかい素材まで、幅広い物性を持たせることができるためです。これまでの高分子材料は、建材、家庭用品、自動車部品、電気製品の部品などとして利用されてきましたが、私たちの体の中では水溶液中に溶けている生体高分子(蛋白質や核酸)が、様々な生物学的な機能をもって活躍しています。この生体高分子を模範として、高分子をナノメートルサイズの集合体として利用するナノテクノロジー(あるいはナノバイオテクノロジー)に注目が集まっています。このテーマでは、1日目に、これまでに利用されてきた高分子材料について紹介し、2日目には、今後利用されるであろう高分子ナノ材料について紹介します。また、目には見えない高分子ナノ材料のサイズを測定する方法を実演します。