生命系
工学研究科
2021年

6. 植物のゲノム編集を PCR で確認してみよう

実施日時
8/26(木) 14:00-15:30 (オンライン・解説), 8/27(金) 13:00-15:00 or 15:00-17:00 (対面・実験), 8/30(月) 14:00-15:30 (オンライン・解説)
受講場所
オンライン, 対面
担当研究科
工学研究科
担当者
村中俊哉、關光、安本周平
最大受講人数
6人
【概要】

ゲノム編集は生物のゲノム情報を書き換えることを可能とする技術であり、遺伝子機能の解析といった基礎的な研究から、有用作物の育種といった応用まで幅広く利用されている。現在世界で広く利用されているゲノム編集技術である CRISPR-Cas9 システムをゲノム編集への利用につなげた研究者らは2020年のノーベル化学賞を受賞している。当研究室では、ジャガイモの有毒代謝物の生産に関わる酵素遺伝子をゲノム編集により改変することで、有毒代謝物を低減させたジャガイモの作出を行っている。
この体感科学研究テーマではこれまでに当研究室において作出されたゲノム編集ジャガイモから、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によってゲノム編集によって改変された配列を増幅し、電気泳動によって解析を実施する。また、農作物におけるゲノム編集の利用例を紹介する。