情報・数理系
物質(化学)系
工学研究科
2026年

18.100年前・100年後のこの絵はどんな色?紫外線で探るアート×サイエンス

受講場所
対面を主
担当研究科
工学研究科
担当者
秋山 庸子(工学研究科)、山藤 浩明(D3センター)、佐藤 文信(工学研究科)
最大受講人数
1 人
【概要】

 私たちが美術館で見る絵画の色は、実は描かれた当時の色から少しずつ変化しています。その主な原因は、太陽光に含まれる紫外線や空気中の酸素です。
この研究では、日本画や西洋画に使われる絵具に太陽光を模擬した紫外線を当て、時間とともに色がどのように変化するのかを実験して調べます。色の変化は、目で見るだけでなく、色を数値(色差)として測定することで、科学的に比較します。
 このデータを使って、色の変化の情報を数式化し、今見えている色から、「何年前はどんな色だったのか?」「このままの環境で保存すると何年後にどんな色になるのか?」を推測し、時間を含めた文化財のアーカイブを作ることを目指します。アート・材料科学・情報科学が交差するこの研究は、「文化財をどう守るか」「本物の色をどう残すか」という、未来への文化継承にもつながるテーマです。

【備考】

・体感科学研究の受講内容は全く問いません。物質の化学的な変化や、情報科学に強い興味を持つ受講者を歓迎します。
・本研究は将来的に文理融合への発展に繋がる研究ですので、理系と文系の両方に興味がある受講者にもおすすめです。