応用技術系
物質(物理)系
工学研究科
2025年度

10.物質表面の実際を知ろう

受講場所
対面を主
担当研究科
工学研究科
担当者
有馬健太、稲垣耕司
最大受講人数
1人
【概要】

物質の表面は、様々な化学的・物理的に有用な機能を発現するため、触媒やセンサーなど、様々な分野で利用されています。表面を観察して機能発現のメカニズムを解明したり、さらに性能が上がるよう開発することは重要です。しかし、実際の表面は吸着水で覆われていたり、酸化されていたりして、真の表面を観察することは容易ではありません。このテーマでは、代表的な半導体であるシリコンの単結晶表面などに吸着した水や、酸化した表面層の厚さや性質を調べて、現実の表面がどのようなものか学習します。調べる方法として、研究室での研究の第一線で活用しているX線光電子分光分析装置や量子力学に基づく計算機シミュレーションアプリケーションなどを利用します。

【備考】

半導体関連技術に興味のある方