物質(物理)系
基礎工学研究科
2024年
25.材料の硬さの数値化とマイクロ/ナノスケール表面観察
受講場所
オンライン, 対面
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
Li Yan,堀川 敬太郎,中村 篤智
最大受講人数
1人
【概要】
我々が身近なデバイスや乗り物などを利用する際には、当然ながら、触れて壊れないこと、動いて壊れないことが前提となります。触れる際、動く際にはどこかに必ず力が加わってしまいますので、物が外部から力を受けた場合にどのように形状を変化するのかどうしたら壊れてしまうのかという、物の強度の成り立ちを理解することが重要です。私たちは日常生活の中で、布は軟らかく、金属は硬いという感覚を持っています。また、ダイヤモンドがとても硬いことも知識として知っています。軟らかさや硬さなどは材料の代表的な強度の物性の1つで、幾つもの評価方法があります。本テーマでは、「硬さ」に着目し、さまざまな材料を対象に、表面から「硬さ」を数値化する方法を学びます。また、様々な顕微鏡を使用して、材料表面の形状をマイクロ/ナノスケールで観察するとともに、顕微鏡の原理も学びます。
【備考】
一部、英語にて説明を行う予定ですので、英語を聞いて理解できる受講者を歓迎します。