生命系
理学研究科
2024年

16.軟体動物の体内時計について研究してみよう~サカマキガイの概日歩行活動リズム~

受講場所
対面
担当研究科
理学研究科
担当者
濵中良隆
最大受講人数
2人
【概要】

動物の脳をつくる神経細胞は、ヒトも軟体動物も基本的には同じです。ヒトの脳には約1000億個の、軟体動物である巻貝の脳には約2万個の神経細胞が存在し、様々な感覚器官からの入力を脳で処理・統合することで行動の最適化が行われています。このテーマでは、巻貝の歩行リズムを観察することで、歩行リズムの制御に約24時間の体内時計(概日時計)が関わるのか?を検証します。本テーマでは、生物の行動や代謝を制御する体内時計の働きを理解することを目指します。

【備考】

受講生と担当教員で相談の上、具体的なテーマを設定します。

実際に昆虫を触って解剖します。動物の行動や神経系に興味ある人を歓迎します。