応用技術系
生命系
産業科学研究所
2023年
54.膵癌診断にむけたナノギャップデバイスを用いたエピ修飾核酸分子癌マーカーの高速1分子検出法の開発
受講場所
対面
担当研究科
産業科学研究所
担当者
谷口正輝
最大受講人数
1人
【概要】
アデノシン(A)がメチル化化学修飾されたヒドロキシメチルアデノシン(AOMe)は膵臓癌マーカーとなることが分かっている。膵臓癌早期発見のためにAOMeの検出手法が望まれる。微細加工により作製されたナノギャップを通過した塩基1 分子ごとの電流を計測するツールを活用し、AOMeを検出した。計測結果よりAOMeの電流値がAより高いことを確認した。機械学習を用いて修飾塩基AOMeとAを精度0.7で識別することに成功した。