数物系
物質(物理)系
基礎工学研究科
2017年
8. 物性物理科学で見る量子力学と未来テクノロジー ~超伝導から量子情報まで~
受講場所
対面
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
山本俊、加賀山朋子、椋田秀和、木須孝幸、草部浩一、水島健
最大受講人数
1人
【概要】
現在、もっとも自然を正しく記述できる物理法則は量子力学です。量子力学の不思議な性質は現在のテクノロジーに制限を与えたり、量子コンピューターのような新しい未来のテクノロジーを生みます。このテーマでは複数の担当教員(6名)と協力・相談しながらこの未来テクノロジーの基礎となる物質科学の研究を行います。各教員からの現段階での実施例は以下のとおりです。
1.「多様な高温超伝導体の違いをシミュレーションで見よう!感じよう!」
2.「光を使って量子力学の不思議を測ってみよう!」
具体的な実施内容・方法は受講生と相談して決めたいと思います。
実施にあたっては試料作成はもちろん、計算機シミュレーション、光電子分光といった最新の計測手法の利用も検討中です。また、トポロジーや量子情報といった関連分野の話題にも触れていく予定です。
【備考】
受講生と担当教員(5名)とで相談の上、テーマ設定を行います。
- 体感科学研究テーマ番号11「超伝導・超高圧・量子情報・超高真空・物性物理 の最前線を体感しよう 」の発展的内容なので、これを受講した者はもちろん歓迎ですが、未受講者でも強い興味あれば十分にこなせる内容です。