応用技術系
物質(物理)系
基礎工学研究科
2018年
6. 流れの数値解析と身近な現象への適用
受講場所
対面
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
岡野泰則、関本敦
最大受講人数
1人
【概要】
私たちの周りには、「流れ」という現象が多く存在します。それはクーラーから出る空気の流れであったり、川や湖の中の流れや、災害時に観察される土石流などであったりします。このように身近な流れですが、未だ判っていないことが沢山あります。それは空気や水といった「流体」が透明であるた直接目で見ることができないからです。そこで私たちはコンピューターシミュレーションを用い、流れやそれに伴う熱や濃度の広がりを目で見えるようにいたします。それによってクーラーを設置するのに適した位置や、湖の汚染物がどのように広がるのかなどが予想することができるようになります。またコンピューターの中では宇宙環境を再現することも簡単ですので、将来人類が月や火星に住んだ時の流れの様子を見ることもできます。
ここでは実際にコンピューターを使って流れを見、簡単な実験と比較してみます。また重力などの条件を変更したときに、現象がどのように変化するのかなどを計算いたします。
【備考】
必須ではありませんが、ある程度コンピューターが使えた方がスムースです。
少し「見た目は」ややこしい数学が出て来るかもしれません。
簡単な実験(というか観察)もやりますが、危険のないよう補助者がつきます。