数物系
理学研究科
2017年

58. 恒星の進化と惑星の運動の関係

受講場所
対面
担当研究科
理学研究科
担当者
長峯健太郎、富田賢吾、藤田裕
最大受講人数
1人
【概要】

現在の太陽のような主系列星段階では、星の中心で水素の核融合反応により光り輝いている。しかし、中心の水素が燃え尽きると燃焼が外側へ移行し、恒星は力学平衡を保つために膨張し赤色巨星・漸近巨星分岐へと進化する。この段階では、表面での重力が弱くなるため恒星風による自身の質量放出が活発化し、恒星の周囲を公転する惑星の軌道が変化する。本研究では、恒星の膨張によって惑星は飲み込まれるかどうか、MESAとreboundという公開プログラムコードを用いて数値シミュレーションを行い、その結果、他の惑星の影響に関係なく地球は存在し続けるが、生命は存在出来ないことが分かった。

【備考】

このテーマは受講生提案です。