物質(化学)系
基礎工学研究科
2017年

57. ハイドロゲルを使って体内に吸収されるボルトをつくる

受講場所
対面
担当研究科
基礎工学研究科
担当者
田谷正仁、境慎司、中畑雅樹
最大受講人数
1人
【概要】

骨折治療に適用可能な、骨と同じくらいの硬さを持つハイドロゲルをつくる。
骨折をした際、骨を固定する必要があり、その際、主に用いられるボルトは取り出す手術が必要で、精神的にも身体的にも患者の負担が大きくなる。そのため、手術をして取り出す必要のない、体内に吸収されるボルトが作れないかと考え、ハイドロゲルをボルトの材料として選んだ。しかし、ハイドロゲルは体になじみやすく、吸収されやすい一方で、例としてゼリー、ところてんなどが挙げられるような柔らかいものであるため、そのままではボルトに使えないため、様々な方法で硬さを出すよう工夫した。

【備考】

このテーマは受講生提案です。