応用技術系
数物系
工学研究科
2017年

4. 船が球形であってもよい?

受講場所
対面
担当研究科
工学研究科
担当者
梅田直哉、牧敦生
最大受講人数
1人
【概要】

船や飛行機は流線形をしているが、もし球形であればどうなるか?球形の船であれば、普通の船よりも強い水圧に耐えることができる。よって球の船ができれば今までよりも深い海に潜ることができるであろう。しかし船として成り立つであろうか?そこで、模型実験や流体力学の理論で調べてみよう。

  1. 球が水に浮かぶ条件をアルキメデスの原理で調べ、模型実験で確認する。
  2. 球の船が傾いても元に戻る条件を考えて、模型実験で確認する
  3. 球の船が回転するときの流体抵抗を模型実験で調べ、それを流体力学理論で確認する。
  4. 球の船が水平方向に進むときの挙動を模型実験で調べ、流体力学的に説明する。
  5. 球の船が海の波の中でどのように揺れるかを模型実験で調べ、流体力学的に説明する。
  6. 球の船を実用にするための条件を考え、模型実験で確認する。
【備考】

実験水槽で模型実験を実施する。模型実験は5月中旬から6月上旬の間の週末(土日)に合計(最大)6日間に行い、実験や理論解析はその間の平日夜に行うこととする。

  • 安全のため、保険加入が参加条件となる。
  • 自宅でエクセルによる計算を行いうる環境が望ましい。
  • 球の船についての研究例はこれまでになく、新しいテーマとなる。