応用技術系
数物系
工学研究科
2017年

3. 強さとしなやかさを併せ持つ軽量複合構造体を設計してみよう

受講場所
対面
担当研究科
工学研究科
担当者
中谷彰宏、土井祐介、永島壮
最大受講人数
1人
【概要】

高校物理では“てこ”は不動の支点と剛体棒で理想化されているが、現実の材料は変形を伴い、強さには限界があるため「我に支点を与えよ、されば地球を動かそう!」と言ったとされるアルキメデスの言葉どおりにはいかない。レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿に残されている多くの「はり」の設計図を手がかりに、テンセグリティ構造、折り紙構造、切り紙構造などの模型をつくりながら、強さとしなやかさを併せ持つ軽量複合構造の設計図を描いてみよう。設計したモデルに力が作用したときの変形について思い巡らせ、実際に試作したモデルの力と変形の関係を計測し、わたし流の理論や法則を発見しよう。