生命系
物質(化学)系
工学研究科
生物国際交流センター
2022年
27.バイオマス資源の利活用に有用な微生物由来酵素の探索
受講場所
対面
担当研究科
工学研究科, 生物国際交流センター
担当者
本田孝祐
最大受講人数
1人
【概要】
循環型産業社会の構築に向けて再生可能資源の有効利用に期待が寄せられています。植物由来バイオマスは代表的な再生可能資源のひとつとされますが、これらの有効利用には、バイオマスの主成分であるデンプンやセルロースをその構成単位であるグルコースへと加水分解するステップ(糖化)が重要となります。バイオマスの糖化には物理化学的なアプローチのほか、微生物などが生産する酵素(生体触媒)が汎用されています。
本テーマでは、身の回りから採取した土壌サンプルより、バイオマス糖化能力を有した微生物を探索・取得します。得られた微生物が生産する酵素を用いて、デンプンやセルロースからの燃料生産(アルコール生産)実験に取り組みます。