応用技術系
物質(物理)系
工学研究科
2018年

24. 関西圏の高経年郊外住宅地の再生

受講場所
対面
担当研究科
工学研究科
担当者
横田隆司,伊丹康二
最大受講人数
1人
【概要】

高度成長期に開発され数十年が経過した高経年郊外住宅地は,若年層の流出による住民の高齢化や人口減少はもとより,住宅の老朽化など課題は山積している。
実感科学研究は,千里ニュータウンをはじめ今まで研究室が調査研究を行ってきた郊外住宅地を対象として,その現状を現地調査することで将来への再生方策を探ってもらう。
具体的には,地方自治体などがもつ基礎データや住宅地図の分析から現地調査などを行い,最終的には図表を駆使した資料を作成して,関係者へのプレゼンテーションまで行えればと考えている。
なお,調査地域は,吹田キャンパスに隣接する千里ニュータウンはもとより,受講学生の住む地区周辺も含めるなど,研究内容は興味に応じて柔軟に対応したい。

【備考】

体感科学研究で「鉄道駅のデザインを考えてみよう」を受講した生徒は、郊外住宅地における鉄道の役割を考えるテーマにも対応可能です。

前提となる建築や街づくりに関する知識をじっくり講義する時間はないので,建築や街づくりに関する知識を積極的に独自に学ぶことが望ましい。