応用技術系
工学研究科
2016年

22. 快適な建築環境デザインのための室内空気質と換気に関する理論と応用

受講場所
対面
担当研究科
工学研究科
担当者
山中研究室教員
最大受講人数
1人
【概要】

室内に生じる体臭などの空気汚染物質は、人体からの上昇気流に乗って室上部に上昇し、換気による室内気流に乗り移流・拡散して室内分布を生じる。汚染物は目に見えないため、通常は分布を知ることはできない。本プログラムでは、換気の効率に関する理論を学び、目に見えない汚染物濃度分布を炭酸ガスをトレーサーガスとして用いた実験により評価する。一般的な「混合換気(Mixing Ventilation)」と、北欧で一般的な極めて効率のよい「置換換気(Displacement Ventilation)」を比較し、給気と排気による気流制御の応用手法を学ぶ。なお、温度・湿度可変の人工気候室での実験を行い、発生炭酸ガスは低濃度で人体への健康影響の心配はない。

関連リンク

http://www.arch.eng.osaka-u.ac.jp/~labo4/