生命系
物質(化学)系
理学研究科
2016年
12. 生命現象を化学で理解する
受講場所
対面
担当研究科
理学研究科
担当者
倉光成紀
最大受講人数
2人
【概要】
ごく最近の 21世紀になって、千種類以上の生物の遺伝情報(ゲノム情報)が得られるようになるとともに、タンパク質を始めとする生体分子の立体構造情報が大量に得られるようになりました。それによって、生命現象を化学・物理学で理解できる局面が、飛躍的に増えつつあります。
生物の遺伝情報が得られたことによって、「これまでに人類が研究したことの無い遺伝子(タンパク質)が全体の 1/3 残っている」ということがわかりました。ということは、「新たなタンパク質の機能を、発見できるチャンスが残されている!」ということです。
ここでは、高校の教科書にも記載されている酵素反応、化学的・物理学的に調べる方法を利用して、新たなタンパク質の機能を発見することに挑戦します。さらに、その酵素反応を非酵素反応と比較して、酵素分子の素晴らしい機能の理解を。
【備考】
このテーマに関連した自主研究を、高校ですでに始めている場合には、相談してみてください。