応用技術系
物質(物理)系
工学研究科
2021年

27.溶接による鉄鋼材料の組織・硬さ変化について研究してみよう

受講場所
オンライン, 対面
担当研究科
工学研究科
担当者
望月正人、岡野成威
最大受講人数
1人
【概要】

鉄鋼材料は、自動車・車両、航空機、船舶、橋梁、土木・建築、プラントなど、私達の身の回りのありとあらゆる場所に使われています。鉄鋼材料を「つなぐ」技術である『溶接』では、材料は加熱され、溶けて、固まって、冷却されますが、その間に、相変化、結晶成長、拡散・反応、組織形成といった様々な現象が生じます。これらの組織変化は製品の強度特性と密接に関係しているので、より良い製品を作り出すためには、溶接による組織変化を理解し、コントロールしなければなりません。  この実感コースでは、ものづくり」エンジニアや研究者を志す皆さんに、「つなぐ」技術を題材として、その面白さや魅力を実感してもらえればと思います。本テーマでは、ものづくりに必要不可欠な『溶接』を知るための第一歩として、溶接による鉄鋼材料の組織・硬さ変化を実際に観て、知って、そして、理解することに取り組みたいと考えています。

【備考】

 現時点では実施内容について理解が及ばないかもしれませんが、この実感コースを経験すると理解できてくると思います。予備知識などはなくても大丈夫です。少しでも興味があれば手を挙げてみてください。

関連リンク

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