生命系
物質(化学)系
理学研究科
2021年

23.生命現象を化学で理解する

受講場所
オンライン, 対面
担当研究科
理学研究科
担当者
倉光成紀、中川紀子、古屋秀隆
最大受講人数
2人
【概要】

ごく最近の 21世紀になって、多くの生物の遺伝情報(ゲノム情報)が得られるようになるとともに、タンパク質を始めとする生体分子の立体構造情報が大量に得られるようになりました。それによって、生命現象を化学・物理学で理解できる機会が、飛躍的に増えつつあります。  しかし、生物の遺伝情報が得られたことによって、「これまでに人類が研究したことの無い遺伝子(タンパク質)が全体の 1/3 残っている」ということもわかりました。ということは、「新たなタンパク質の機能を、発見できるチャンスが残されている!」ということです。  ここでは、タンパク質機能の発見に挑戦したり、高校の教科書にも記載されている酵素反応で生命現象が化学的に理解できることを実感してみましょう。

【備考】

タンパク質のX線結晶構造解析と電子顕微鏡による単粒子解析はコンピュータで行います。自宅等でパソコンが使えること、インターネット接続環境が利用可能であることが望ましいです。

担当研究室URL http://www.protein.osaka-u.ac.jp/crystallography/

関連リンク

これまでの自主研究を、酵素やタンパク質の実感研究として発展させたい場合にも、相談してみてください。